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施設で働きたい!
病院で働くのつらいわー
病院が嫌なら施設で働けばいいじゃない
施設で働くにしても何の看護技術ができればいいの??
最低限この5個の技術がしっかりできればなんとかなるさ
おしえてー!
最高なのは何でもできることだけど、これだけ出来れば働ける!
患者とのコミュニケーションから救急対応、看取り対応まで何でもできればもうどこでも就職できますけど
働いてた病棟次第で覚えるスキル違ってきますよね?(私は透析とか内視鏡とかは未経験)
施設勤務はまじめに働いてれば身についてるはずのスキルだけでわりと何とかなります
その中でも最低限これだけできればあなたも施設で働けるよという手技を5個紹介します!!
①体位変換(体位交換)
体位変換とはベッド上で寝ている人の体位を変えることです。
そんなもん出来るよ!!
という声が上がってきそうです笑
しかし、体位変換の仕方次第で施設利用者の身体に褥瘡(床ずれ)発生させるリスクがあります!
施設だと体位変換をメインで行うのは介護士さんですが、看護師サイドで傷などの処置をした後に体位を戻すのは看護師がやります。
ちゃんと除圧できなければ
あの看護師まじできないやつだな…
とひんしゅくを買います。(結構仕事ぶり見てるよ皆)
今一度、褥瘡好発部位など復習するのもいいかもしれませんね
②塗り薬の塗布
いや、だからそんなんできるわっ
こんな声がまたもや上がりそう笑
でも、たかが塗布、されども塗布なのです!!
札幌皮膚科クリニック 阿部正敏院長の著書によると
外用薬の塗布方法には「塗布」と「塗擦」がある.ご存じだろうか?まず,この違いを確認したい.
塗布とは文字通り皮膚表面に塗る行為であり,愛護的に皮膚表面に外用薬を伸ばすイメージである.
これに対し塗擦とは皮膚に擦り込む行為であり,筋肉痛,腰痛など皮膚内部に疾患がある場合に適応となる.
皮膚疾患に用いる外用薬はおおむね「塗布」が多いものの,活性型D3外用薬では「塗擦」の場合があり,注意すべきである.
たった20項目で学べる外用療法20ページより引用
これ見たときは
むしろ全部塗擦してたわwww
と意外と塗り方間違ってるかもしれませんよ笑
また、塗る量ももちろん適量があるのですが、少なければもちろん効き目薄いし、多すぎると次の塗布薬の処方日までに足りなくなります。そうなると
あの看護師、塗り薬使いすぎや(憤怒)
とやはりひんしゅくを買います(笑)
ちなみに参考にしてますこの「たった20項目で学べる外用療法」は実質83ページという薄さの中に外用療法がこれでもか!!と凝縮してまとめられてるのですごいお勧めです↓
本嫌いの私でも読めたのすごい!!()
施設で働くと大概皮膚トラブルの対応に追われますので、勉強おすすめします。
③吸引
痰の吸引のあれです。
食事が詰まった時の対応もするので必須級。今のうちに経験積んでない人は積みましょう!!ホントこれは経験がものを言います!
④バルーン交換(女性のみ)
小さな病院だと男性のバルーン交換もやらせるところありますが、私の働いてる有料は女性だけバルーン交換します。(男性は病院受診で交換)
基本的な手技はもちろん、拘縮が進んでおもうような体制にできないことが多いので頑張りましょう(小並感)
出来なかったら施設勤務は話にならないでしょう。
⑤経管栄養(経鼻も胃瘻も)
どの施設でも確実にいると思ってください。最低限基本的な知識さえあれば、あとはその施設の独自ルールがあるのでそれに従いましょう。
終わりに
あとはストーマの管理ができたほうがいいですが、病院勤務の中で出会わない人が中に入るでしょう。私も8年間看護師勤務で数人しか出会ったことないです…。
なのでこれは素直に経験ないですって言っても大丈夫です。ちゃんと学ぶ意欲さえあればですが…
体位変換・薬の塗布はガチで派遣で施設に雇われるなら覚えとかなきゃならないのでしっかり身に着けてくださいね!!
ちなみに先に紹介した本で皮膚疾患バージョンもあるのでこちらもお勧めです。
施設や通所介護勤めるなら皮膚疾患にはめちゃくちゃ出会います
なので今から知識つけておくとあとあと勤務に有利になりますので精進しましょう!!
以上!!